社会福祉法人
神戸市兵庫区社会福祉協議会

  • フェイスブック 神戸市兵庫区社会福祉協議会
  • ツイッター 神戸市兵庫区社会福祉協議会

活動報告

活動報告

【コロナ禍での防災学習】を行いました。

阪神淡路大震災から丸26年が経ちました。今年の1月15日(金)には兵庫中学校からの要請により、「避難所設置ワークショップ」を中学2年生対象に行いました。

内容は、学校が福祉避難所になった時のより良い生活環境づくりに関して下記3点を中心にチームで考えてもらいました。

・避難所生活での困りごと

・どんな人たちが困る?

・解決策を考えてみよう

冬場に災害が発生したことを想定した生徒の中には、「たき火をすることも必要」と答えていました。先生が「なぜ?」と、聞いたところ、「暖をとることもできるし、気持ちも明るくなる」といった被災された方の心にも寄り添った理由が出たことが印象的でした。

コロナ禍且つ緊急事態宣言が発令された直後のワークショップだったため、1時間目は本会職員の講義を各教室のモニターに放送室から配信し、2時間目は各教室で先生方に進行をお願いする形となりました。

コロナ禍においては、生徒たちを体育館・講堂に集めて授業をすることが難しい状況です。しかし、生徒たちの表情を見ながら話をする大切さを残すことも検討していかなければなりません。

多くの場面で残すべきことと変えていくべきことを精査する必要性があると言われていますが、一方で「防災・減災の大切さ」と「命の尊さ」については、変わらず後世に伝えていかなければならないことだと改めて感じました。